一般皮膚科のご案内【山本ファミリア皮膚科駒沢公園】

一般皮膚科のご案内【山本ファミリア皮膚科駒沢公園】

2017年09月20日(水)4:10 PM

 

『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』
一般皮膚科のご案内です。

 

※山本ファミリア皮膚科駒沢公園メインサイトの作成にお時間を頂戴しているため、完成まで、こちらのサイト内にて皆様にご案内をさせていただきます。ご不便をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
 

一般皮膚科のご案内 

当院では、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の、ニキビ・湿疹・かぶれ・アトピー・じんましん・イボ・水虫・やけど・虫刺されなどの、皮膚トラブル、皮膚疾患全般の診療を行っています。

 「皮膚に出ている、コレは何かな?」と思ったら、お気軽に受診してください。女性医師ならではの、きめ細やかな視点で、患者様に対して真摯に向き合い、丁寧に診療することを心掛けております。

 

 

一般皮膚科診療における、当院の2つの特徴

●一般的な治療だけではなく、「治りやすくする生活上のアドバイス」も必要に応じてお伝えするように心がけています。特に、当院の院長山本綾子は、「どうして、その部位に症状を繰り返すのか?」「どうしたら、症状を治りやすくできるのか?」という観点でのアドバイスには定評があります。

 

●病気の原因の発見とその治療の実施はもちろん、それに留まらず、豊富な臨床経験から、さらにその先の『予防すること』を得意としています。特に、湿疹・皮膚炎(脂漏性皮膚炎、手湿疹、痒疹、貨幣状湿疹、皮脂欠乏性湿疹を含む)、アトピー性皮膚炎の治療・予防には多くの実績があります。


よくある皮膚疾患なのに、「お薬を使ってもなかなか良くならない」「お薬の量が減らせない」「症状を繰り返す」場合、しっかり診察すると、治りの悪い原因が見えてくることがよくあります。患部のある皮膚だけでなく、身体全体を診ることが必要です。より高度な治療を要すると判断した場合は、適切な医療機関への紹介も致します。まずはお気軽にご相談ください。



 

主な対象疾患

 

アトピー性皮膚炎

日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインでは、「増悪・寛解を繰り返す、掻痒(そうよう)のある湿疹を主病変とする疾患」とあります。

 この病気にお困りの患者様の多くも、様々な病院を受診するも、症状を繰り返し、その度に薬を塗るということを何度も経験されていると思います。そして、ほとんどの病院で、「アトピーは治らない病気」や「今後も付き合っていかないといけない病気」と説明されてきたのではないかと思います。

 当院では、そのようなアトピー性皮膚炎、繰り返す湿疹にお困りの患者様に対して、症状を抑え、そして予防するための対処を行う『アトピー専門外来』をご用意しています。

 

当院の専門外来で実施する治療方法は、独自の治療技術となります。実は一口にアトピーと言っても、よく症状を観察すると、いつも湿疹の出る部位にはパターンがあり、患者様によって「私はいつもここに出る」という部位が違います。多くの患者様は、「なぜいつも同じ箇所に繰り返し湿疹が出るの?」と疑問をお持ちではないでしょうか。そのような疑問に対して、個々の患者様に、「このような状況の時に出ますよ」と理論的にご説明し、その対処方法をお伝えいたします。この当院独自の治療技術を、「湿疹発症の法則」である『アトピー発症機序理論』と呼ばれています。

 
少し難しく感じるかもしれませんが、仕組みはとても簡単なものですので、ご安心ください。これにより、これまで難しいとされてきたアトピー性皮膚炎の根治・予防が可能となっています。アトピー性皮膚炎にお困りの患者様が全国から数多く受診され、改善、根治を果たし、人生が大きく変わるという経験をされています。

 


痒疹(ようしん)


かゆみの強い丘疹(皮膚にできる硬いボコボコ)ができる疾患です。痒疹を発症する要因は様々ですが、虫さされやアトピー性皮膚炎をきっかけに広がってゆくことが多いです。胃腸障害、肝臓病や糖尿病、悪性リンパ腫や白血病といった血液疾患が原因となることもあります。

 

かゆくて掻いてしまうと治らず、症状がどんどん悪化してしまいますので、まずはしっかりお薬を使って、掻かないようにしてゆくことが大切です。お薬は、炎症を抑えるステロイド外用剤と、かゆみを抑える抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤の内服を中心とします。

 

アトピー性皮膚炎に伴う痒疹の場合は、アトピー性皮膚炎のコントロールをよくすることが必要です。ただし、治りの悪い痒疹になると、一般的なステロイド外用とかゆみ止め内服だけではなかなか反応しないことが多いです。

 

当院では、自費診療でのアトピー専門外来があり、お薬で症状を抑えるだけでなく、「根治・予防」を目的としたプログラムがありますので、保険診療での治療だけでは治りが悪い場合は、ご相談ください。

 

 

 

手湿疹

炊事や洗濯などの家事における水仕事や、紙を頻繁に扱う仕事をしていると、皮脂や角質が落ちて、皮膚のバリア機能が弱まり、物を掴むなどの物理的な刺激に皮膚が過剰に反応して起こる病気が手湿疹です。アトピー性皮膚炎の方は、身体の症状が治まっても、手湿疹だけ残るということがよくあります。

 

一般的な治療としては、ステロイドや保湿剤の外用ですが、非常に治りの悪い場合は、他の手段も考える必要があります。当院では、そのような治りの悪い原因にも着目した指導を行っていきます。

 

また、アトピー性皮膚炎に伴う場合は、自費診療による「根治・予防」を目的としたアトピー専門外来でのプログラムを受けることにより、ぐっと改善しやすくなります。

 

 

 

脂漏性皮膚炎

頭部や顔面、腋窩(えきか/わきの下のくぼんだ部分)など皮脂分泌が盛んな部位(脂漏部位)や、頸部、腋窩部、陰股部など皮膚が密着して摩擦する間擦部(かんさつぶ)に起こる、カサカサや赤みを脂漏性皮膚炎と呼びます。

 

皮脂分泌が多い状態になると、皮膚常在菌である真菌(カビ)により、皮脂が遊離脂肪酸に分解され、それが皮膚を刺激し、炎症を引き起こすとされています。簡単に言えば、油っこくなりやすい顔(特に眉のあたりや鼻の脇~ほうれい線のあたり)や頭に生じやすい赤みやカサカサのことです。(胸や脇に生じることもありますが、外来で診察していて圧倒的に多いのが、顔や頭です。)

 

一般的には、ビタミンB2、B6の内服やステロイド外用、抗真菌剤外用で治療します。(ステロイドの代わりにプロトピックを使うこともあります。)

 

乳児期と思春期以後の成人がよく発症するのですが、乳幼児型と成人型では臨床経過が少し異なります。成人型では、慢性かつ再発しやすいのが特徴です。当院では、一般的な治療だけなく、再発予防の観点からのアドバイスも行います。

 

 

 

貨幣状湿疹

強いかゆみのある硬貨ほどの(そのため、「貨幣状」と呼ばれます)ざらざらした湿疹が四肢や体幹にできる症状のことを貨幣状湿疹と言います。とにかく痒みがやっかいで、患部を掻き壊して悪化させてしまう方も多く、なかなか治りにくいこともあります。

 

 治療は、薬物療法がメインとなり、ステロイド外用や、かゆみ止めの内服として、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を服用します。その他にも、皮膚を掻き壊さないように、保湿剤をしっかり外用することも大切です。

 

 

 

自家感作性皮膚炎

 

 もともと身体の一部で発症していた湿疹や皮膚炎を何らかの原因でこじらせてしまい、小さなブツブツ状の発疹が全身にできるのが、自家感作性皮膚炎です。強いかゆみを伴うのが特徴です。貨幣状湿疹や接触性皮膚炎などを発症していて、浸出液(湿疹から出る汁のこと)を伴うジクジクした状態が続くと、この自家感作性皮膚炎になりやすくなります。

 

 治療としては、まず、もともとの原因となっていた湿疹や皮膚炎をしっかりと治すことが必須となります。それとともに、全身に広がったブツブツとした発疹もステロイド外用や、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤内服によって治療していきます。

 

 自家感作性皮膚炎を起こすほど、もともとの湿疹や皮膚炎がこじれてしまった原因にしっかりと目を向けることが大切です。

 

 

皮脂欠乏性湿疹

 

 皮脂分泌が低下することで、乾燥をきたしてしまい角質(皮膚の一番上層)がはがれてしまった状態です。症状としては、皮膚表面がカサカサするほか、白い粉を吹いたようになったりして、ひび割れが生じるほか、痒みや痛みなどが出ます。老化や空気の乾燥、洗剤や薬剤への接触など、様々な原因によって皮膚の機能が低下して皮脂の分泌が減少し、そのために皮膚の乾燥が生じることで起こります。


 治療は、保湿剤を外用し、炎症を伴っている場合にはステロイド外用を使用します。また、かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤の内服を行うこともあります。

 

異汗性湿疹

 異汗性湿疹は、その症状から汗疱(かんぽう)とも呼ばれます。主に暖かくなる春や夏に症状が出始め、段階的に症状が悪化していく病気です。手のひらや手指の側面、足の裏などに、数ミリくらいの小さな水疱が数多く並んで現れる疾患で、小さな水疱はくっつき合って大豆の大きさほどになることもあります。ときに、痒みや痛みが出ることもあります。


 原因は明らかではありませんが、夏季に汗をかきやすい人(多汗症)に多くみられることから、汗が何らかの影響を及ぼしていると考えられています。また、飲食物や歯科治療の金属に対するアレルギーが原因の場合もあります。


 治療に関しては、小さな水疱が現れてかゆみがあるようならば、ステロイド外用剤を使用します。このほか、水疱が乾き、丸い鱗屑(りんせつ:皮膚表面から剥がれ落ちる角質)になって剥がれる時期には、尿素含有軟膏を塗ります。

 異汗性湿疹は、水虫(白癬)と症状がよく似ていますので、顕微鏡で水虫菌(白癬菌)があるか無いかを確認し、白癬菌がいれば、水虫の薬で治療します。

 

 

虫刺症(ちゅうししょう):虫刺され

 虫刺症とは、蚊を始め、ダニ、ノミ、アブ、ハチ、ケムシなどの虫に刺されたり、接触した箇所に生じる赤みを伴う発疹のことを言います。症状の程度は、とくに治療を受けなくてもかゆみを我慢していれば間もなく治まる程度のものから、すぐに毒抜きなどの処置が必要なものまで様々です。その中でも、注意する必要があるのは、ハチに刺された後です。ハチの場合は、血圧低下や意識消失など、強いアレルギー反応(アナフィラキシーショック)が起こることもあります。

 

 虫に刺されたことで生じる皮膚症状の程度は個人差がありますが、一般的な治療法は、ステロイド軟膏の短期間の外用となります。腫れやかゆみが強い場合には、抗アレルギー剤内服を併用することもあります。

 

 

 

蕁麻疹(じんましん)


 蕁麻疹は、痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がった”みみず腫れ(膨疹)”が、数分~24時間以内にできて消えていく病気です。(湿疹と似ていますが、湿疹は短時間で消退を繰り返すことはありません。)かゆみを伴うケースがほとんどですが、ほかにもチクチクとした痛みや熱く焼けつくような痛みが生じることもあります。かさつきは見られません。症状を起こしても跡を残すことがないのも特徴で、跡が残る場合は別の病気の可能性があります。

 

原因としては、食べ物、内服薬、細菌やウィルスの感染など様々ですが、発症してから1ヶ月未満の急性蕁麻疹と、発症してから1ヶ月以上の慢性蕁麻疹では原因が異なることがあります。

 

 特に慢性蕁麻疹で、「はっきりとした原因が不明」なのに1ヶ月以上続き、抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤内服をいろいろと試しても、なかなか症状が治まらない場合は当院までご相談ください。

 

 

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい):ウィルス性いぼ

 

尋常性疣贅とは、ウィルス性いぼの正式名称です。いぼは、人パピロマーウィルス(HPV)の感染によって生じる、ドーム状に盛り上がった小型のできもので、手足の裏によくできます。このウィルスは健康な皮膚からは感染することはありませんが、小さな傷口がある場合は、そこから感染し、やがて発症します。

 治療としては、液体窒素で凍らせる凍結療法が最も一般的で、ヨクイニン(ハトムギの種皮を剥がした天然の成熟種子)という漢方薬の内服により免疫力を上げて治す方法などがあります。

 

 

胼胝(べんち):タコ


 胼胝とは、いわゆるタコのことです。皮膚のある一点に圧迫や摩擦が加わり続けることで生じます。タコは、ウオノメのような芯はなく、広い範囲で均一に角質が厚く硬くなります。あまりひどく硬くしておくと、さらにその部位に力がかかりやすくなるので、早めに削って平らにしておくことが大切です。ご自身で削ることが難しいことも多く、そのような場合は、お気軽に受診してください。

 

 

鶏眼(けいがん):ウオノメ

 

 鶏眼とは、いわゆるウオノメのことです。鶏眼は足の裏や足の指の間にできる場合がほとんどで、歩くときに痛みが生じます。原因としては、足の皮膚のある一点に圧迫や摩擦といった刺激が長い期間加わり続けていくと、やがて皮膚の角質が硬くなります。それが蓄積していくことで皮膚の表面が厚くなり、その角質の中心が芯のように硬くなって皮膚の内側へと侵入したものです。

 

 注意点としては、尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい:ウィルス性イボのこと)にも、ウオノメ状に見えるものがあり、区別が難しいことがあります。鶏眼は感染することはありませんが、尋常性疣贅は感染し、どんどん広がってしまいますから、正しく診断する必要があります。

 

 当院では、鶏眼なのか、尋常性疣贅なのかをしっかりと診断し、必要時には鶏眼を取り除くことができますので、お気軽に受診ください。

 

単純疱疹(単純ヘルペス)

 

 単純ヘルペスウィルスの感染で起こり、顔にできる1型と外陰部や臀部などの下半身にできる2型ウィルスの2種類があります。症状については、痛みや発熱などの強い症状が出て入院を要する場合もありますが、たいていは皮膚の部分的な治療だけで済みます。一旦感染してしまうと、神経節にウィルスが棲みついて、疲労や体調の悪い時に免疫力が落ちて、症状を繰り返します。

 

 水疱ができる前に「ピリピリ」「チクチク」とした痛みが前兆としてあるため、何度も経験した患者様になると、皮膚に症状が出る前から、「あ、いつものヘルペスが出そうだ」とわかるようになることが多いです。

 

 治療としては、水疱が出ているときには、抗ウィルス薬の内服もしくは外用を行いますが、あまりに頻繁に症状が出る場合は、症状を予防する量で(症状が出ているときに飲む量より少ない)毎日内服することも可能です。診察にて患者様にあった治療法を選択致しますので、どうぞご相談ください。

 

 

帯状疱疹

 

 水痘・帯状疱疹ウィルスの感染によって起こる病気です。この病気は、外部から新たに入り込んだウィルスによるものではなく、既に自分の身体の中に潜んでいたウィルスによるものです。

 

 原因ウィルスである水痘・帯状疱疹ウィルスは、水ぼうそうを引き起こすウィルスで、実はほとんどの方が子供の頃に既に感染しています。水ぼうそうにかかった後、ウィルスは神経節に潜んでいるのですが、免疫力がしっかりある間は、症状は出ません。しかし、加齢・ストレス・過労などにより免疫力が低下したとき、潜伏していたウィルスが再び活動を始め、神経を上行して皮膚に到達することで帯状疱疹を発症します。

 

 治療は抗ウィルス薬の内服で済むことが多いですが、症状がひどい場合には入院して、抗ウィルス薬の点滴を行う必要があります。そのような場合は、適切な医療機関にご紹介致します。

 

 帯状疱疹は、早めに皮膚科を受診して早期のうちに治療することによって、帯状疱疹後神経痛(皮膚の症状が治っても、痛みだけが残るもの)の発症を少なくすることが可能です。「もしかして帯状疱疹かな?」と思ったら、お早めに受診してください。

 

 

 

尋常性ざ瘡:ニキビ


 いわゆる「にきび」のことを医学的には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と言います。思春期特有の症状と思われがちですが、成人になっても不規則な生活などが続くと症状が出やすくなります。

 

 主な原因は、皮脂(皮膚のあぶら)の過剰な分泌と毛穴の詰まりによるもので、ホルモンやストレスなどの影響により、過剰に分泌された皮脂が毛穴に溜まると、面皰(めんぽう)という状態になります。この溜まった皮脂を栄養源にして、ニキビの元となるニキビ菌(アクネ菌)が増殖してゆくと症状を悪化させます。

 

 治療の際は、ニキビの種類と重症度を判断し、外用剤、内服薬(ビタミン剤、抗生剤など)を処方します。外用剤は、最近は非常に効果の高いものが日本でも何種類も使えるようになり、以前より症状が落ち着きやすくなりました。


 当院では、症状により、さまざまなお薬を処方することができます。また、面皰圧出(めんぽうあっしゅつ:針で患部に穴を開けて出口を作り、毛穴に溜まっている皮脂を押し出す方法)も行っています。

 

 また当院では、美容においてケミカルピーリング、イオン導入を行っています。保険診療でのお薬だけでは効果が不十分な場合は、ご相談ください。(詳しくは、美容皮膚科の項目をご覧ください)

 

 

 

白癬(はくせん):水虫


 いわゆる「水虫」と呼ばれるものは、正式には「白癬(はくせん)」といいます。足指、足裏だけでなく、爪にも白癬菌という真菌(カビ)が感染して起こる病気です。診断には、カサついている皮膚を軽くこすって、検体を採取し、それを顕微鏡で見て、カビがいないかを確認します。(真菌検査) 

 

治療は、抗真菌薬を外用したり、内服したりします。外用のポイントとしては、見た目にキレイになっても、1ヶ月は塗り続けることで、再発しにくくなると言われています。

 

 

 

カンジダ性皮膚炎


 カンジダ菌という真菌(カビ)による皮膚の炎症です。カビというと、水虫のように他から感染したのではないかと心配されることが多いですが、カンジダ菌というのは、健康な人の皮膚に普通にいる「常在菌」です。

 

 本来ならば、皮膚にいても悪さをしないのですが、赤ちゃんのおむつや、女性の生理用ナプキン使用時など、蒸れる状態のときは、カンジダによって症状が出てしまうことがあります。

 

 かゆみがあるからと言って、湿疹で処方されるステロイド剤を外用すると、逆に悪化してしまいますので、安易に自己判断せず、しっかりと皮膚科で診てもらうことが大切です。

 

 

 

 

癜風(でんぷう)


 真菌(カビ)の一種であるマラセチア(癜風菌)による、皮膚の感染症です。

カンジダ同様、健康な人の皮膚に普通にいる「常在菌」が、様々な要因によって増殖して発症します。若い人、とくに20代での発症が多く、汗をかきやすい春から夏にかけて、よく見受けられます。

 

 症状としては、胸や背中を中心に、褐色または白色のシミのようなものが広がります。痒みは伴わないことが多いです。治療に関しては、抗真菌薬を外用すると、多くの患者様は2週間程度ですっと治ります。

 

 

 

細菌性爪囲炎 : ひょう疽


 手足の爪周辺から細菌が侵入して起こる病気です。小さな傷から細菌が侵入して発症することが多いですが、爪の周りの“さかむけ”をむしってしまうことによることも少なくないです。

 

 症状としては、爪の周囲が赤く腫れて痛み、炎症が進むと膿が溜まったり、指先の関節が腫れて曲がりにくくなることもあります。

 

 治療としては、抗真菌剤の内服(症状が軽い場合は外用だけで済むこともあります)を行いますが、膿が溜まっている場合は、針を刺すなどして膿を出すことで、治りが早くなります。

 

 

 

蜂窩織炎(ほうかしきえん)


 外傷や皮膚の潰瘍、足白癬のジュクジュクした病変などから続発的に細菌が皮膚の真皮層~皮下脂肪層に侵入して、急速に周囲に拡大して発症します。原因としては、黄色ブドウ球菌が多いですが、ほかの細菌が原因となることもあります。

 

 臨床的には、下腿に発症することが多く、広い範囲がぼんやり赤く硬くなって腫れ、熱感と強い圧痛を伴います。リンパ管に沿って炎症が拡大することもあり、この場合は線状に紅斑が認められます。(リンパ管炎)

 

 悪化すると発熱や関節痛などの全身症状を伴うこともあり、入院が必要となる場合もありますから、早期治療が大切です。

 

 

 

丹毒(たんどく)


 細菌、A群β溶連菌による皮膚の感染症です。蜂窩織炎に比べ、皮膚の浅いところに生じ、比較的境界がはっきりとした圧痛、熱感を伴う紅斑、腫脹です。蜂窩織炎は下腿に多いですが、丹毒は顔に発症することが多いです。

 

 治療は、原因菌に感受性のある抗生剤の内服となりますが、症状が強い場合は点滴入院が必要になることもあります。

 

 

 

やけど・ケガなどの物理的皮膚障害


 当院では、日常生活でよく見られる、やけどやケガなども診療致します。擦り傷、切り傷も、処置の仕方によっては、傷を目立たなくすることも可能な場合がありますので、どうぞ、傷ができたら放置せず、早めに受診してください。(カサブタになってしまってからは遅いですので、早めの受診をお勧めします。)

 

 やけどに関しては、まずは保冷剤などで患部を冷やすことが何よりも大切です。冷やすことにより、皮膚の深いところが損傷することを防ぐことができることもあります。 熱湯、ヘアアイロン、熱い鉄板などによるものの他、冬にはアンカによる低温やけどもときどき見られます。

 

 症状によっては、ご自身で思うよりもかなり深い損傷を受けていることもありますので、自己判断せず、すぐに皮膚科を受診することが大切です。

 

 

 

凍瘡(とうそう):しもやけ


 冷たい外気による血行障害です。手足の指先、耳たぶ、頬、鼻など血行の悪くなりやすい場所に発症します。皮膚が赤く腫れ上がり、水ぶくれを起こすこともあります。

 

治療には、血行を良くする外用剤を使います。毎年冬になると凍瘡になる場合は、秋の頃からビタミンEの内服をしておくことも、症状を軽くするためのコツです。

 

また、血行が悪くて生じるのですから、血行を良くする運動も予防としてとても効果的になります。アトピー性皮膚炎の治療、予防を得意とする当院では、冷え症改善のための運動療法を学ぶこともできます。詳しくは受診の際にお聞きください。

 

 

 

褥瘡(じょくそう):床ずれ


 寝たきりの状態や、また寝たきりでなくとも身体を動かしにくく、長時間同じ体勢で圧迫されていると起こる皮膚潰瘍です。痩せて骨が出ていると、圧迫やずれを受けやすくなるため、踵や臀部に起こりやすいです。

 大切なのは、「褥瘡である」と認識して、それ以上、圧迫を続けないことです。ただの傷と勘違いして、圧迫が続くと、どんどん悪化して、皮下脂肪や骨まで達する重症化する危険がありますので、きちんと診察を受け、褥瘡の時期に応じた適切な治療を行うことが大切です。

 



 

薬疹


 薬疹とは、治療で用いた内服薬や注射などの薬でアレルギーを起こし、皮膚に様々な症状が現れる疾患です。多くの場合、薬に対する免疫反応が原因です。


 薬を使用し始めてから過敏反応を起こすまでには、ある程度の期間があり、多くは2~3週間後に発症します。そのため、これまで使用していても何の問題が生じなかった薬で薬疹になることも少なくありません。

 

 重症化すると死に至るケースもあります。特に重症化しやすいのは、口のまわり、目のまわり、外陰部などに発疹が現れたケースです。また、水ぶくれが生じた場合や二重の輪郭を示す紅斑が生じた場合も、重症化する傾向があります。

 

 治療にあたっては原因となっている薬剤の使用をただちに中止することが大切です。原因となった薬を間違って再度使用すると、前回よりさらに症状がひどく出ることがありますので、注意が必要です。

 

 

 

中毒疹


 体外性あるいは体内性物質により誘発される「反応性の皮疹」の総称です。薬疹も実は、この中毒疹の一種で、そのほか、ウィルス、細菌、食物、そのほかの原因があります。


 原因となる物質が体外に排出されるまで、反応が続くため、早めに排出できるように水分をしっかり補給して、尿として出すことが大切です。(症状が強い場合は、点滴を行って排出を促すこともあります。)

 

 軽度の場合は、抗アレルギー剤内服とステロイド外用で様子をみることが多いです。



『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』
● 一般皮膚科 ご受診の患者様へのご案内
● 小児皮膚科 ご受診の患者様へのご案内
● 『山本ファミリア皮膚科駒沢公園』のメインサイトに戻る

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+


«   |   »

  |  

過去の記事