根治に向けたモデルプラン
まずは「アトピー発症機序理論」をご理解いただくこと。
その後、病院での診察を踏まえ、
患者さんご自身による正しい身体の使い方の習慣化と、
日々の運動療法の実践に焦点を当てたプログラムをご提供します。
難しいことは何もありません。
患者さんの主体的な行動が最も大事になります。
1.勉強会へのご参加(病院診察後の勉強会のご参加も可能です)
原則どなたにでも当てはまる考え方になります。
ここで学ぶことは、大きく以下の2点になります。
- 湿疹が出る部位に何が起こっているかを理解する
- 理論による運動療法の効果をあげるために、湿疹を発症させない、正しい身体の使い方を理解する
理論など学ばなくても、実際に運動療法や
身体の使い方さえ習えば改善するのでは?
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ただ形を真似るのではなく、
理論をしっかりと理解することが、
途中で回り道することなく
確実に改善していただくための鍵となります。
病院の診察室の場は離れますが、
ご自身の治療の一環として、
しっかりとしたお気持ちで臨んでください。
基本の理解が、最終的に改善・根治への最短ルートとなります。
2.病院での受診
患者様を個別に診察します。
その際、湿疹の部位・症状に合わせて、
「どの薬を使うべきか?そしてその使用方法は?」
「身体の使い方のどこが間違っているか?」
「どのような運動療法か?」など
理論を踏まえたアドバイスを行います。
これまで不安でいっぱいだった患者さんも、
この時点ではっきりと希望を見出してくれることでしょう。
より詳細を知りたい方は、
自費診察(自由診療)をお選びいただき、
詳しく説明を受けてください。
※診察に必要な回数は、個々の症状によります。
3.普段の生活での習慣化、ワークショップへの参加
まずは診察でアドバイスされた薬を、
必ず指示通りに使用してください。
患者さんによっては、まずは身体を
運動療法が実施できる状態に整える必要があります。
同時に勉強会、診察で個別にアドバイスされた
身体の状態の改善、及び運動療法を日々実践することになります。
また各症状に合わせた各種ワークショップでは、
それぞれのケーススタディを基に
正しい身体の使い方などをお伝え致します。
改善の状況、正しく運動療法が行われているかチェックすることができます。
4.医師のアドバイスに従い、受診やワークショップ参加を続け改善を目指す
改善に向けた道筋が理解できれば、
あとは日々の生活の中でしっかりと習慣付け、
実践していただくことが大事になります。
習慣付けるためには、一時的ではなく、
ご自身の健常な身体作りのため
に生涯行うつもりで取り組んでいただくことが必要です。
決して道半ばでご自身の判断で
ストップしないようにご注意ください。
改善が進まない患者様の場合、
途中で止めてしまっている、
理論を完全に理解せずに表面的にだけ運動療法を行っているなど、
基本ができていないケースが見られます。
しっかりと理論を理解し、
これまでの考え方や身体の使い方を見直した上での
こうした毎日の積み重ねが、症状の改善に現れます。
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根治のための必要な知識
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- 『山本ファミリア皮膚科 駒沢公園』(2017年8月開業)について (12)
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