なぜ湿疹は赤いのかという疑問から見えてくること

なぜ湿疹は赤いのかという疑問から見えてくること

2015年10月09日(金)10:00 AM

こんにちは。

皮膚科医 山本綾子です。

 

このサイトでは、ブログ形式で様々なテーマを織り交ぜながら、

皆さんに根治に役立つ知識をお伝えしています。

 

山本綾子の治療に深く関わる内容が多くなりますので、ご関心のある方は、

ぜひお読みいただき、私の治療方針や「アトピー発症機序理論」への理解

を少しでも深めていただければと思います。

 

 

 

さて、今日はあまりにも基本的な疑問からスタートです。

 

「湿疹はなぜ赤いのか?」

 

言われてみればものすごく不思議じゃありませんか?

湿疹って赤いものだと思っていたけど、そういえば

なぜなのでしょうか?

 

 

私も最初は、こんな素人のようなことがすごく不思議でした。

病理学的には(病変部を顕微鏡で見ると)、

「毛細血管拡張があるから赤い」

のですが、これをもっと掘り下げて考えてみましょう。

 

そう、結論から言いますと、

「その部位に血液が溜まっているから赤い」

が正解ですよね!

 

よく考えてみてください。

人間の体で赤いものって何がありますか?

思い付くのは、血液(赤血球)しかないですよね。

 

そして、これを逆に見ると、おもしろい発見があります。

「赤い部位⇒その部位に血液がなんらかの要因でたまっている」

・・・こう考えられるのです。

 

つまり、「本来はスムーズに流れるべき血液が何らかの要因で

溜まってしまい、その部位に留まるから赤く見えている!」

 

 

 

順番に理解すれば、なるほどと思っていただけると思いますが、

とっても大事なポイントになります。ここまで見えてきたら、

あとは、「なぜその部位にたまってしまっているか?」を

考えるだけです。

 


さあ、お時間に余裕のある方は、大きな書店か図書館に行って、

解剖学の本を開いてみてください。そして筋肉の図をじーっと見て、

自分の湿疹がどこにあり、筋肉でいうとどの部位にあたるかを考えて

みてください。

 

 

実は、答えはすぐそこにありますよ。

 

 

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